導入事例

KANADEMONO 導入事例 #4
AIUEO STUDIO 株式会社

創造的な時間を生むワークスペース

渋谷の神宮前にオフィスを構える、デザイン・建築設計事務所の AIUEO STUDIO は、都内の集合住宅をメインに建築設計、外装・内装デザインなどを行っている会社です。

すっきりとスタイリッシュなオフィスには、模型やデザイン関連の書籍、美術書が整然と並び、クリエイティブな仕事ができそうなワークスペース。

KANADEMONO こだわりの無垢材テーブルが、悠々と配置され、圧倒的な存在感を放ちます。このテーブルの周りで、会話したり、模型を置いて話し合ったり、あるいは黙々と作業をしている情景が目に浮かびます。

オフィス空間自体が、そこで育まれる創造的な時間やものの誕生を待っている、そんな印象を受けました。

限られた空間を最大限活用する

AIUEO STUDIO の代表取締役、佐々木さんは、都内の集合住宅の案件にとりかかる際、常に「ワンルームで何ができるか」をまず考えるとのこと。

限られた空間における、最大限の活用法を検討します。

「ある集合住宅は、バルコニーが公園に面していたので、自然を想わせるデザインを採り入れたかったんです。そこでバルコニーの手すりガラス部分には、その公園で散っていた落ち葉をスキャンしてそれをガラスの模様としてつかいました。またバルコニーの柱部分は、木が編み込まれたような緩やかなカーブを描くような設計にしたんです」

一見すると、まっすぐに見えるバルコニーの柱がよく見ると本当に木のうねりに見えるといった、限られた空間においても、空間が豊かに広がるように工夫される点は、佐々木さんならではのアイデア。

今回のオフィスの内装デザインにもこういったポイントが見られたように感じます。

シンプルで省スペースな空間デザイン

業務の拡張およびスタッフ増員に合わせて、デスクを大幅に増やそうと思ったことが、オフィスインテリアを全体的に変更したきっかけとのこと。

「いかに省スペースで、デザインがシンプルか」を重要視してたどり着いたのが、KANADEMONO だったと言います。

「省スペースであることは、業務の効率性にも関わってくることなので、すべてのテーブルに配線孔の加工を依頼しました。また、左右連結タイプのテーブルを2人用のパーソナルデスクとして使用することで、足元のスペースを最大限につくっています」
ひとつのデスクを2台注文すると、デスクとデスクの間に脚が2脚入るが、ひとつの大きなテーブルを2人で使えば、テーブル脚は1脚だけなので、足元が広くなるということ。

ほんの少しでも省スペース化したり、シンプルでデザイン性の高いものを使用することで、心地よさに違いが出て、仕事の効率性に大きく影響が出てくるというお話は、まさに建築士ならではのきめ細やかな視点が感じられます。
佐々木さんは、ある制作事務所のリノベーションに携わった際にも、KANADEMONO のデスクを発注し、納品先でも同じような話を聞いたとのこと。

「うちのオフィスと同じようなかたちでデスクを発注して配置したんです。そうしたら、効率性が上がったって言っていました」

「そこでは、デスクとデスクの間にあった仕切りをなくしたことで、スタッフ間のコミュニケーション力が格段に上がって、それが自然と効率性の向上に結びついたみたいですね」

コーディネートで活かされるプロダクトの魅力

AIUEO STUDIO では、島が3つ出来るように何台かのデスクを合わせてレイアウトしています。島をつくることにより、チーム間でのコミュニケーションがしやすくなったとのこと。

またひとつの島のテーブルはブラックブラウンの天板にして、打ち合わせやミーティング用のテーブルとして活用。シックな印象のブラックブラウンのテーブルとファブリックアームチェアを設置することで、他とはちがう別空間に仕上げています。

建築士である佐々木さんならではの着眼点からセレクトされたプロダクトは、これからオフィスのコーディネートを考えられている方にとっても、私たちKANADEMONO にとっても、非常に参考になるものでした。

240 × 80cm 特寸ラバーウッドテーブル 2台 + 160 × 80cm テーブル1台の計3台でひとつの島をつくり、この島が2つみえます。

端には、クライアントとの打ち合わせや、社内ミーティング用として使用する、大型のブラック天板テーブル(300 × 90cm)を配置。


打ち合わせ用のテーブルは、ラバーウッド材ブラックブラウン天板(鉄製円柱の配線孔付)を使用することで、特別感を演出。

ブラック天板とファブリックのアームチェアを組み合わせることで、スタッフのワークスペースとは異なる別空間をうまく創り出しています。


240 × 80cm 特寸ラバーウッドテーブル2台を向かい合わせて配置。スリット加工することで、中央に幅2cmのケーブル用の隙間があります。

ラバーウッドはやさしく穏やかな木目の木材。作業の合間に、ふと無垢材の温もりを感じられるのもいいですね。


スリット(1cm)を向かい合わせて、i Mac のケーブルがちょうど入るスリット(2cm)をつくり、省スペースに。

特寸テーブル(240 × 80cm)を2人用のデスクとして使用することで、テーブル脚を4脚→3脚に。足元のスペースが広くなります。


スクエア鉄脚はシンプルなデザインなので、脚が多く配置されていてもすっきりとした印象です。

Modern Design デスクチェアは、座り心地もよくて、デザイン性が高い、KANADEMONO でも人気のチェアです。


国産のツガ材を使用したプレーンなスタンドミラーをちょっとしたスペースに置くことで、空間を広く見せています。

KANADEMONO で人気のあるアイアンハンガーラックも使用。ミニマルなデザインがしっくりと合います。



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AIUEO STUDIO 株式会社は、都内の集合住宅をメインに建築設計、外装・内装デザインなどを行っている建築設計会社。限られたスペースにおいても、空間が豊かに広がっていくような、独自の手法で注目をあつめ、設計に携わった複数の建物がグッドデザイン賞を受賞しています。

http://www.aiueo-studio.com/
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